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02:NGOで医療系を第13章 英語の身につけ方
ちゃーさん(以下C): わかりました。では、学生時代のうちに海外渡航の経験を増やしておいて、奨学金の返却、それから助産師という順番ですか?
山本(以下Y): 絶対やらなければいけないのは英会話だよね?
C: はい。
Y: 英語話せる?
C: しゃべれません。
Y: 学生時代の夏休みにニュージーランドの英会話スクールに、実は俺、いってたんだけど。でも、それで英語が喋れるようになったということはない。だから、やっぱり学生時代の夏休みは、マザーテレサの家と、スタディーツアーのほうがいいと思うよ。
C: はい。
Y: 英語を勉強したいなら、できれば学生時代のうちに、英会話スクールなんでもいいから行っておくのがいいと思うよ。あと、英字新聞読んで。JAPAN TIMESとか、ヘラルド・アサヒとか、デイリー・ヨミウリとか。読み方はね、少なくとも1面にある記事すべての最初の段落だけを全部読むんだ。そこだけは毎日辞書をひいて単語を覚える。普通、3ヶ月ぐらい続けると、辞書を引かなくとも読めるようになる。これでボキャブラリーが増えていく。
C: はい(笑)
Y: あとは、彼氏いる?外人の彼氏つくるのが一番いい。
C: (笑)
Y: だから、英会話学校でナンパすんだよ、先生を。俺、やったよ。それで半年ぐらい付き合ってたら、英語がしゃべれるようになった。
C: (驚)
Y: 同棲するのが一番いいかも。今、自宅にいるの?
C: 今、ひとり暮らしです。
Y: じゃあ、問題ないよ(笑)
C: (笑)
Y: あとは、アルクの教材は結構いいから、色々な教材を出してて、ヒアリングマラソンや、タイムマラソンとか。最初はヒアリングマラソンだな。これはね、毎日2時間ほどネイティブスピーカーが、普通のスピードで話しているのをずっと聞くんだよ。通勤・通学の間、ずっと聞くんだよ。最初、全然わからないけど、そのうちわかるようになる。
C: すごい!(笑顔)
Y: 同時に、JAPAN TIMESを読んだり、英会話スクールにいったりもしていればね。このように、英語っていうのは、ひとつの方法では絶対に習得できないんだ。必ず、3つぐらいの方法を同時にやらないとダメだ。他にはテレビの衛生放送で、CNNやBBCを観るとか、欧米の映画を見るときに、英語のキャプション(字幕)を出して、主役の女優の話す言葉を覚えてしまう。暗唱してしまうというのもある。プリティーウーマンをみながら、ジュリアロバーツになったつもりで発音するんだ。本屋にいくと、スクリーンプレイといって、映画の脚本のような会話集が売っているから、これを見ながら映画を観るという手もある。いずれにしても、映画をまるごと暗唱することだ。映画を3本ぐらい暗唱している頃には、英語がある程度、喋れるようになっているよ。他の方法も平行していればね。いい、とにかく3つぐらいの方法を同時に平行してやること。
C: はい!
Y: 結局、普段は英語を勉強していて、長期休暇ではマザーテレサとスタディーツアーがいいよ。卒業後、4年間のお礼奉公が終わったら26歳か。その段階で、まだTOEFLの点数が足りないのなら、ワーキングホリデーで英語を身につけにいったほうがいいよ。一般的なのは、オーストラリアかニュージーランドでファームキャンプって言って、羊の毛、かりながら、メシだけ食わしてもらうという手はある。
C: はい、行ってました(笑)
Y: 1ヶ月では意味ないけれど、半年~1年行けば、ある程度喋れるようになると思うよ。きっと青い目の彼氏もできるし。相乗効果。
C: いきたい!(笑)