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02:NGOで医療系を

第8章 国際医療協力のための、10個の条件

山本(以下Y): 結局、卒業後5年で、今まで話した条件すべてを満たしていくこと。つまり、絶対必要な条件2つ。
・看護師の免許
・5年以上の臨床経験
あったほうが良い条件8つ。
・英語力(TOEFLで600点以上、CBTで250点以上、TOEICで860点以上)
・助産師の免許小児科、産婦人科、小児外科、救急室、ICU、手術室、などから最低ひとつ
・保健士の免許
・熱帯医学の長崎大学か、タイ・マヒドン大学の終了証明書(ディプローマ)
・運転免許証
・ボランティア経験(インド・マザーテレサの家、スタディーツアー、など)
・海外渡航経験(できればワーキングホリデーで、1年オセアニアなどへ)
などだ。

ちゃーさん(以下C): はい。

Y: ここまでで全部揃いました。となればどこでも雇ってくれるはずだ。NGOなら問題ない。国境なき医師団でも、アムダでも、どこでも雇ってくれるよ、多分。青年海外協力隊でも、通りやすいと思う。

C: はい(苦笑)

Y: その段階で、国境なき医師団の半年の派遣を4回でも、青年海外協力隊の2年を1回でもいいから、とにかく海外に看護師として派遣された経験を、合計2年にしておくことだ。これを勧める。なんでかというと、海外勤務経験が2年間あると、将来、色々な道が開けるんだよ。あなた、今、考えてないけれども、国連やJICAに行く可能性が実は高いんだ。もし、続けていくのならば。今はピンとこないだろうけれども。俺を信用するなら聞いておいて。

C: はい(笑)

Y: とにかく、NGOまたは青年海外協力隊での、現地での活動経験があると、将来、月給が20万円以上とれるポストにつきやすくなるんだ。いろいろな意味で。

C: はい

Y: それで、行くよね。青年海外協力隊の場合は、毎月、日本の銀行に9万円、現地で数万円。国境なき医師団の場合は、毎月5~7万円。赤十字国際委員会の場合は、確か12~13万円だったと思った。

C: はい。

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