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11:青年海外協力隊・一次審査合格後
第2章 青年海外協力隊、応募について
Y: まぁ、最初に聞いている人のために、10分くらいで簡単に青年海外協力隊の応募の流れをまずしますかね?えっと、チラシは・・・。最初に今回、今回1回目でしたっけ?2回目でしたっけ?
M: 2回目です。
Y: そうするとまず1回目の話ですね。1回目はいつ応募しました?
M: 1回目は大学四年のときに。
Y: それ何年前ですか?大体?
M: 2年前。
Y: それって尚絅女学院?じゃなくて、キリスト教のやつ?
M: はい。
Y: えっ、どっち?
M: キリスト・・・。
Y: キリスト教の方。
M: 4年のとき、だから2年前に・・・。
Y: あそっか、これ尚絅女学院は高校なんだね。出た後に、2年前に茨城キリスト教大学。これはまあ、いっか。茨城キリスト教大学に入って、これ2年?4年?
M: 4年です。日本語教育をやっていたんです。
Y: 日本語教育を専攻していたと。その何年生のときに受験したんです?
M: 4年のときに。
Y: 4年のときに。青年海外協力隊って確か20歳以上ですよね?
M: そうですね。
Y: 浪人しなければ3年生にならないと応募できないと、で、4年生で応募したと。そのときの職種はなんでしたか?
M: は、日本語教育・・・。
Y: やっぱそうか、そうだよね。
M: はい。
Y: で、1次試験は受かったんですか?
M: はい、受かりました。
Y: 2次試験で、じゃぁ、落ちたんですね。
M: はい落ちました。経験がないとはっきりと言われました。
Y: あぁ、経験がないって言われたんだ・・・。
M: ボランティアでずっと日本語教育はやっていたんですけど・・・。
Y: 在学中も?
M: 在学中も。
Y: 日本の、えー茨城かどっか?
M: はい、地域にあった。はい、ボランティア。茨城のボランティア。外国人が結構いるんで、結構ボランティア団体があって、安く教えていたんですけど。でーそこで2年くらいかな、ボランティアとしてやっていて。あとの1年とかNLとかカンボジアとかでもやっていたんですけど・・・。山も緒応募した段階でそのNLもカンボジアもやっていたにもかかわらず、2次試験で経験がないって言われて落ちたんですね。
M: はい、そうですね(笑)
Y: まぁ、あの、ちょっと補足すると、日本語教師は、はっきり言って10倍以上と私の知っている限り、高いと思うんですよ。
M: 高い、ですね。
Y: 青年海外協力隊の一般的な倍率は5倍から6倍ですけれども、日本語教師は10倍以上と高いので、えーもともと落ちやすいっていう背景があるので、厳しいのかもしれないですね。
M: はい。
Y: で戻って、それで落ちましたと。2回目の応募は今、2007年の1月だから2006年の何月くらいに応募したんですか?
M: 11月に応募しました。
Y: 青年海外協力隊、春と秋の2回、応募がありますよね
M: 秋のほうで。
Y: 秋の応募期間は大体何月から何月だったんですか?
M: えっとー、10月・・・。
Y: じゃ、その1ヶ月くらいと。で、職種を村落開発で応募したと?
M: はい。
Y: なるほど。日本語教師じゃなくて、村落開発にかえた理由はなんですか?
M: で、あの・・・
Y: あ、ちょっと待って。ここでちょっと解説すると青年海外協力隊の倍率が平均5、6倍なんだけれども、誰でも募集できる村落開発普及員と青少年活動の二つ、有名なのがあってこの倍率が、両方とも10倍前後と倍率が高いんですよ。それなのに2回目で、1回すでに落ちているのに、あえて倍率の高い村落開発普及員、もしくは青少年活動に応募するというのがわからないので、質問します。なんで村落開発普及員にしたんですか?
M: あのー私、日本語教師を最初目指し始めたときも、国際協力とかにつながることがしたいなって高校のときに思って、それでなんか日本語教育だったら日本と外国の人とつなげられるし・・・とか思って目指して、大学のときにそれを勉強したんでそのまま行ったんですけど。大学4年になって日本語教師を実際やっている方と話す機会とかもあって、やっぱりビジネスで日本語教育をやるってことは、私が日本語教育を通してやろうとしていることとはちょっと違う面とかも色々とあったりして。で4年、卒業するときに先生から日本語教師に固執しなくてもいいんじゃないかみたいに言われて、タイに行って来いって言われたんですね。で日本語教師と全く関係ない職業に1年間、実際に携わってみて、で、社会開発とかそういうこと・・・、日本語教育を通してその延長上で世界がよくなることを願うっていうよりは、むしろもうちょっと積極的に社会開発とかに携わるような仕事がしたいなって思ったんですね。
Y: はい。
M: それで今回はタイで1年間経験があるのにプラスして、あと2年間、同じような職種で働くことで、まぁ、専門性とかも、大学で勉強したわけじゃないですけど、専門性とかももっと高まると思いますし、そういった意味で、今回こっちの職種で今後社会開発の分野でやっていきたいなと思うので応募しました。
Y: ということは大学時代日本語教師の勉強をしていたけれども、もうちょっと社会開発をやりたいということで。農村でわかりやすく言うと、貧困地帯の農村の産業開発などを通して、あの、まぁ、そういうことをやるほうに方向を変えたいと、はっきり言うと。
M: そうなんですよ、はい。で今から変えるのには、うーん、なんか、その1年タイの経験から始めなきゃいけないんで。それが一番活かせるところはJICAの村落開発の、そのエジプトの案件かなと思って応募したんですけど。
Y: うーん、なるほど、まぁそうだね。そういう場合、学問的な大学もしくは大学院で社会開発を取るって方法と、いきなり現場に行くっていう二つの方向性があって、まぁ、どちらが先でもいいんですけれども。まーその話はいうと長くなるので。えー協力隊、今回の協力隊を自分が応募したって話を最初に終わらせます。
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