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11:青年海外協力隊・一次審査合格後

第3章 青年海外協力隊試験について

Y: 去年の10月に応募したと。で一次試験はいつありました?

M: 1次試験は・・・、日本語教育で2年前に受けたときは、会場に集まって試験っていうのがちゃんとあったんですけど、今回は書類選考だったので。多分11月10日が締め切りだったのかな。それで書類を送って、で1ヵ月後に。

Y: 通ったと?

M: はい通知がきて。

Y: いわゆる筆記試験はなかったんですか?

M: なくって・・・。

Y: うそっ・・・!

M: なんか小論文みたいな、なんかテーマに沿って書きなさいみたいな。

Y: それうちで書くんですか?どっかの会場に?

M: うちで書く。

Y: うちで書けばいいの?それは楽だよね

M: そうなんですよ。一応語学試験もあるんですけど、それはそれ2次にあるんですよ。語学試験って。

Y: ちょっと待ってね。まず1次試験の話をするね。

M: はい。

Y: えーっと11月10日に締め切りが終わりました。で何らかの書類を出したよね。何と何と何と何を出しました?

M: 一般的な、その履歴書的なもの。

Y: 応募用紙みたいなやつ?

M: 応募用紙と、あと今までの経験を書くものがあって。あとは何か・・・。紙ちょっとあるので、よかったら。(紙を出す)あとなんか応募用紙っていうのを、これ自分でパソコンでつくったんですけど。

Y: はい。

M: こういう、ここに設問があって何個か。この設問が。

Y: 受験番号書いて・・・。ボランティア活動に参加する動機・抱負について記述してください。ご自身が考えるボランティア活動の意義・目的を記述してください。同じなんだ、これ・・・。要請職種に関し具体的に記述しなさい。

M: 第三希望まで書くんですけど・・・。

Y: あっそー。第一希望の例えばエジプトの、社会連帯商場なんとか支局の案件について何で応募したか書けと、なるほど。具体的に理由を書けってことですね。第二希望ジプチ、第三希望ベナンの何とかに対して書けと。で三番目ですね。帰国後、参加経験をどのように活かしたいか記述してください。これもちょっと触れておこうかな。えっとー帰国したあとに、実は青年海外協力隊を終了したあとに、これJICAの公式統計資料ですけれども、えー引き続き国際協力を続けていく人ってのは、なんと10%もいません。えー90%の人はやめて他のことをやっているんですね。要するに青年海外協力隊をやっと後に引き続き国際協力をやる人っていうのは10%、1割もいないってことです。えー、ですから民間の企業とかに、主婦とかに戻った後に、えーそれをどのように経験していくかってことを、私こそ聞きたいんですけれども。もちろん、うちの提案していますけれども。えー、ま、そのような状況だということですね。で、これ何かいてあるの?で、このように書いたってことで。えーっとね、“以前のタイでの経験に加え青年海外協力隊で村落開発に関わることで専門性を高め、帰国後は大学院に進学したいと考えております。将来的にはNGOやその他国際機関などで・・・。”あ、いいんじゃない。これ普通だよね。ま当たり前、こう書くしかないと思うよ。普通だよ。

M: はい。

Y: (紙を色々と見て)これ何?これがそのいわゆる・・・。

M: はい、これがその要請。

Y: 案件?これ、だって向こうが出してるやつで、あなたが書いてないでしょ。

M: これは私が書いてないけど。一応資料として持ってきた。

Y: なるほど、エジプトの村落開発普及員の案件で、えー期間が2年で、えー概要がこれだと。要請が途上国からのこういう要請内容だってことが書いてあるってことですね、なるほど。ナツメヤシの葉、羊の皮等を利用した手工芸商品の開発、製作指導、販売路の開拓。まぁ、当たり前だよね。そう書くよね。ここはもう、とりあえずよくて。んと・・・、こんなところですか?

M: あとは経験書くやつで。

Y: これが経験書くやつね・・・、個人名は全部削除しますけども・・・。

M: これ、ちょっと下書きなんで、汚くてあれなんですけれども。

Y: あ、全然。いつからいつまでに何ヶ月間、例えばあのースマトラ沖地震でタイで、そのー商売がなくなってしまった人に新しい職業を獲得する支援をした、どんなことをやったかということを書けと。そんなことですね。日本語教師も書いたんだっけ?あー、仙台でやっているその活動も一応書いたってことですね。で、NLで日本語教育のボランティアをやっていた等も書いたってことですね。趣味・特技、三味線をひける。わかりました。まー、それはいいとして。(紙を戻す)ありがとうございました。でー、戻って何を聞くかというと、11月5日くらいにまでに提出した書類審査の資料が、規定の履歴書と過去の経験?

M: 経験ですね。と、あとはこの応募用紙っていう。

Y: 応募用紙ってのを、応募用紙は見せたっけ?

M: はい、これです。私、ワープロで全部つくったんですけど、本当はここ空欄になっていて、書けるようになっている。

Y: なるほど。さっき言った質問をあとは埋めるようになってるってことだよね。何で応募したのかとか、終わった後どうするのかっていうことを書けってことですね。

M: あとは健康診断ですね。

Y: あー、そっか、言うの忘れてた。青年海外協力隊はめちゃくちゃ健康診断が厳しくて心身ともに、だから体も心も完璧に健康でないと落とされます。えー、だから嘘を書けとはいえませんけれども、もちろんいえませんけれども、まー要するにですね、病院に行って医者に健康であるという証明書を書いてもらわないといけない。それは提出したからないはずですよね?

M: はい、ないです。

Y: つくったんですよね?健康診断書。

M: こういう項目で診断してくださいっていうのが、DRできるので、で、それを持って病院に行ってこのとおりにやってくださいって感じ。

Y: その書類をJICAに提出したからあなたは持ってないですね。ですよね。わかりました。以上11月5日に出しました。えーで、その後何がありました?

M: あと1ヶ月待って・・・。

Y: で、受かったっていうのが来たんですよね。

M: はい、通知。葉書で来る・・・、葉書っていうか封書で来るんですけれど、その後の流れについての資料が色々入ってまして、で昨日、面接。

Y: 昨日その昔の2次試験にあたる面接があったっていうことですね。

M: 2次。

Y: 2次試験があったと。

M: はい2次試験があった。

Y: つまり一次試験がない、と。書類選考・・・。

M: ないですね。ただ日本語教師だけは、筆記試験っていうかWEBでの試験があるみたいですけど。

Y: なるほど。へーあーそうなんだ。JICAの広報に友達が3人くらいいるんで、何で変わったか聞いておきますね。また変わるのかとか聞いておきますんで。わかりました。昔は1次試験でいわゆるマルチブルチ・・・。ま、もしくは記述等の試験があったんですけれども、えーっとこの村落開発に関して昨年度の秋のバージョンに関しては、一次試験に記述試験がなかったと。2次試験昨日だから・・・、1月12日に広尾のJICAプラザだよね?

M: はい。

Y: 2次試験、いわゆる面接があって。えー、昔は面接が2種類あったのが1個しかなかった。昔は何と何がありました?

M: 昔は職種を問わず、色んな職種で絡む人が一つに集まって、GDみたいな面接があって、であとは個人面接があったんですけどー。今回は個人面接のみでしたね。

Y: そうですか。個人面接はどのくらいの時間ですか?

M: 一人15分です。

Y: ふーん、15分・・・。試験官も大変だけどね。まぁいいや。えー、15分か・・・。試験官は何人でしたか?

M: 4人いました。

Y: 4人いました。肩書きが書いてありましたか?

M: 何がですか?

Y: その試験官の人の名前や肩書きは、そこにあなたの方から見えましたか?

M: あー、特にこう机に置いてるとかっていうのは・・・、何か下げたりしてたかもしれないですけれど。

Y: 小さいやつをね。

M: 私は全然わからなかったんで。

Y: 本当は見たほうがいいね。まーそうだね。多分それが正しいんだろうな。えーっと、で質問した人はその中の一人だけでしたか?それともあのー、めちゃくちゃに、ぐちゃくちゃに?

M: 全員質問したんですけど。なにかしらは。ただその内の一人の方が特に質問されてましたね。多分、技術について見る方なのかなぁっていう。

Y: なるほど、わかりました。で、今日だと。合格発表はいつごろあると言われてますか?

M: 1ヵ月後。2月9日に。

Y: 封書で送られてくる?

M: とりあえず受験番号だけは、合格者の受験番号はWEBでアップされるんですけど。であとは、まー、封書で送られてくるって。

Y: なるほど。えーで、前は3ヶ月弱、なんだっけ2ヶ月半の合宿がえっと、福島と長野であったですけれども、ODAの予算削減のため影響で、今後、合宿が短くなっていく可能性があるっていう、えー、噂もあるんですけれども。そのたぐいの話は聞いてますか?

M: 短くなるとか、そういうことは特に聞いてない。ま、一応2ヶ月っていうふうに聞いてますけど。

Y: 2ヶ月って聞いてる?

M: なんか、サイトにそういう風に書いて、HPの方にはそういう風にのってたと思うんですけど。

Y: はーは、なるほど。

M: でも今後どうなるか、今年度からどうなるかわからないですけど。

Y: え、前は2ヶ月半以上だったのは知ってる?

M: 2ヶ月半以上でしたっけ?あーじゃ、2ヶ月って書いたあったような気がするんですけど。

Y: あーじゃ、やっぱそうだよ、ODAの予算削減の影響で2ヶ月に減らしたんだと思いますよ。

M: あー、そうですか。

Y: これ、間違いないと思います。だってJICAの友達が言ってたんだから。

M: はい。

Y: えっとー・・・。

M: でもなんか、その前に職種によっては、その決められたものの他にも研修があるときもあるみたいな感じにも書いてありましたけど。

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