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１０：何からはじめてよいか
第５章 年齢もポイント。３５歳過ぎると就職先探すのは難しい
Ｙ： あとは…、具体的な質問はありますか？
Ｂ： そうですねやっぱり悩んでいたのが、今更大学に編入したほうがいいのかっていうことなんですけども、やっぱりお話を伺って、やろうかな…と（笑）。
Ｙ： だからね、あのこの間もちょっと実は４０代の人としゃべってたんですけども、あのもしもね、あの…２年間だけやりたいんだったら、あのさっき言った青年海外協力隊…シニアボランティアか、国連ボランティアが最有力なんですけども、もしも一生ずっとやりたいのであるのならば、はっきり言うと年齢を考えると、３５過ぎると就職先無いんですよ。
Ｂ： そうですね。
Ｙ： というと、ＮＧＯ、ＮＰＯしかないんです、はっきり言うと。もしずっとやるんだったら結論から言うと。としたら、そのジャニックさんのその本めくってとにかく３つか５つくらいに絞って、私はどうしてもこの５つの中に入りたいと…どこでもいいから。するとあのＮＧＯっていうのは就職条件…国連とかＪＩＣＡみたいに…国連だったら大学院修士、ＪＩＣＡだったら大卒とか決まってますけども、ＮＧＯはそんなの無いんですよ。
Ｂ： はい。
Ｙ： ＮＧＯによって全然バラバラで、例えばアムダさんとか、ピースウインズみたいに年間予算１０億を超えるところは大学院修士が国連のように必須なんですね。やってることが国連並みにしっかりしてるから。
Ｂ： はい。
Ｙ： ところがいい加減にやってる弱小ＮＧＯとかだと別に高卒でも関係ありませんし、ある程度仕事が出来ればいいですよと。実際仕事ができることが重要だからっていうところもあれば、海外派遣経験で、海外に行った経験が、少なくとも途上国で半年以上住んでたとか、途上国で２年くらいやってた経験が必要ですよっていう場合がある場合は、シニアボランティアかＵＮＶに行けばいいんですよ、わかります？
Ｂ： ああ…。
Ｙ： 別に海外じゃなくてとにかく、アメリカでもイギリスでもどこでもいいからとにかく海外で勤務した経験がある、英語しゃべれる人がいいっていう団体もあるんですよ。全然違うので、あの、大学のあの学士を取るのが重要になるかどうかは、あなたの今の…今日の段階ではわからないはずなんですよ。今日うち帰ってジャニックさんの…明日かあさってジャニックさんに電話して昼休みかなんかに。で、この本買いますよね。そしたら、３つか５つの団体を厳選して一週間くらいで考えたら、電話するわけです、とりあえず。募集してますか？とか言って。エー、どんなことやったら…もう下手に出てとにかく（笑）、どんなスタッフがなれる可能性があるんでしょうね？とかいうことを聞いて…なんか言いますよね。相手にしてくれないところもありますけども、とりあえず何か言いますので、それで一番いいのはとにかくどうすればいいかっていうのを決めるのが基本ですけども、それだけでははっきり言ってわからないので、普通はその団体のホームページに行くと活動報告会とか、あとはスタディツアーとかやってるはずなんですよ。あとは、グローバルフェスタっていう年一回の大きいイベントのときに出してれば、そこに職員が３人くらい行ってるんですね、日比谷公園のグローバルフェスタに。その職員と実際、スタディツアーでも何とか発表会でも活動報告会でもグローバルフェスタでもイベントでも講演でもいって、そこの職員にベッタリと付いていろいろ根掘り葉掘り聞くんですよ。とにかくくっ付くんですよ。そうすると、いろいろ教えてくれますよ。
Ｂ： ふーん。
Ｙ： そうするとあの私はこういう経歴で入れたのよとか、募集はこんなことしてるみたいとかってことをボロッともれますよね。
Ｂ： ええ。
Ｙ： それであのーわかるんですね。
Ｂ： ふーん。うんうん。
Ｙ： っていうのに最低３つ出来ればいい、最大５つでそういうのをやって、どういうのが就職条件なのかみると。
Ｂ： はい
Ｙ： それを決めるまでは、大学に行くことはまだ考えなくていいと思いますよ。
Ｂ： あ、そうですか。
Ｙ： だから、はっきり言うと大学に行くかどうか必要じゃないかもしれないし、下手すると、大学院修士まで必要かもしれない、団体によっては。逆に高卒で良くてその代わり、あの、英語が喋れることとか、途上国経験が２年必要だとか、何も必要ないと…ただうちで長くボランティアをやる人を募集しますと。ただ働きでいいからボランティアで入れてもらって、あの２年後くらいに、上の年とった人が辞めたときに…正職員の席が空いたときに私を雇ってねっていうような…こというかどうかは別にして（笑）、そういう立場になるようにするということですね。えー、っていうのが具体的だと思いますね。
Ｂ： はい。
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