トップページ» 10:何からはじめてよいか

章: 1 2 3 4 5 6 7

10:何からはじめてよいか

第4章 シニアボランティアや海外青年協力隊は健康が大事

B: すみません、一つ質問があるんですけども、あの、シニアボランティアとか青年協力隊なんかで、あの、健康診断とかすごい…健康のチェックがすごい厳しいって読んだと思うんですけど…。

Y: そうです。

B: 私、以前大きな病気をしていて…

Y: 何しました?

B: あの、甲状腺なんですけど…。今は別に何とも何か制限があるとか全くないんですけれども。

Y: どちらですか?こうしんしょうですか?低下症ですか?癌ですか?

B: えー、甲状腺そのものはただの腫瘍なんですが、甲状腺からなんかちょっと…すみませんちょっとよくわからないんですけども、顎下部に悪性の腫瘍ができて、摘出手術をしてるんですよ。で、もうそれは、検診とかもう何もないんですけども。

Y: 何年前ですか?

B: えっと…8年前ですね。

Y: であれば問題ないと思いますよ。あの、癌の転移が起こるのが普通5年以内ですから、5年間再発していなければ、通常逃げ切りですので、まあ考えようによっては書く必要がないかもしれませんね。

B: あそうなんですか。ふーん、わかりました。

Y: 今の医学界の常識では5年以上経っているので再発はしないので書きませんでしたという屁理屈は通ると思いますね。

B: はい。

Y: 書いたらあの、落とされると思いますのでね。青年海外協力隊は、もうシニアボランティアもとにかく…ちょっとでも肉体的、精神的病気がある人は絶対に採りませんから。

B: あ…はい。

Y: 私の本にもチラッと触れてますけどね。あのWEBにも書いてあると思いますが、あのはっきり言って生理痛があるとか、アトピー性皮膚炎であるとか、頭痛がある、ちょっとあの精神的に不安定だというだけではねられますからね。コレステロールが高いっていうだけではねられますから。

B: あ、そうなんですか。そんなに厳しいんですね。

Y: そんなに厳しいです。無茶苦茶厳しいです。だって応募者がウン千…ウン万人いるわけですよね、そのうちだけで1400人くらい採るわけですよね。あの6人のうちから一人採るとなると当然健康的なのを採りますよね。

B: そうですよね。そうですね…。

Y: ですが、ただでさえ途中で嫌になるっていう人が多いのに…っていうことですよね。

B: はい、わかりました。ありがとうございます。

章: 1 2 3 4 5 6 7