NPO法人 宇宙船地球号 補足サイト
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「国際協力師シンポジウム＠世界と恋するおしごと」
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質問タイム５国際協力するにあたって、必要、大切となってくることは？
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山本：じゃあ、最後きれいにまとめるために、
国際協力するにあたって、必要、大切となってくることはなんですか？
山口さんからいきましょう。自分を捨てる技ですか？
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会場：（笑）
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山口：今のは、たぶんものすごく難しい質問ですね。
私は、ちょっと大きい話をしたいと思いますけれども。
日本人でいると、世界の状況は、ほとんどわかんないので。
こちらにいらっしゃる方々はいつも行っているので、
こう皮膚感覚でわかるわけですけれども。
日本に住んでいて、世界の貧富の差がどうであるとかについての関心が
ほんとに、なかなかもてないものでございます。
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今日いらっしゃった方々は、
もう、そういう中じゃものすごい関心のある方々だと。
土曜日のお休みの日にですね、わざわざ出ていらっしゃるという、
すごいことだと思いますけれども。
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まあ、その地球全体を見わたせる目をもてるかどうか、
本当にその人の資質とか、関心のありどころによるので、
皆さんが今、世界全体に関心がおありであるとすればですね、
それこそ、だんだんと手段は整ってきているので、
そういう目がおありであれば、今おっしゃられた、
いろんな条件を満たされるように頑張るということが
うまくいく感じじゃないかと…。
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山本：1人１分でお願いします。
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岡村：ええと。体力と、現実的な常識、それとコミュニケーション能力だと思います。
人間を相手にしていろんな交渉があるんで、
コミュニケーション能力は、すごく大事です。
英語がしゃべれるだけじゃダメで、
それを使ってコミュニケーションできるかっていうことがすごく大事。
で、問題解決をしないとダメなんで、常識が実はすごい大事だと思います。
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山本：いいこと言います。泣けます。
柴田：今、考えていることを言われてしまったので、どうしよっかな。（笑）
会場:（笑）
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柴田：まず、１つ目はやはり、体力だと思います。
それと、ちょっと意外かなと思われるかもしれないんですけれども、
私の立場でいうと、
日本人であるということの誇りをもっているかどうかではないかな、
というふうに思います。
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私が実際、現場に行って帰ってくると思うのは、
日本人って、すばらしいと思うことなんですね。
返せば、日本が国としてすばらしいっていうのと、
あとは返して言えば、実は私が現場に行って学ぶ事があるので、
日本人が豊かになったがゆえに忘れてしまったことも
たくさんあるんではないかというふうに常々思うんですね。
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特に海外から帰ってくると、日本はこれでいいのかなと思うことが
けっこうあるので、
海外で本当に何もないところで生きている人を見ると
本当に学ぶ事がたくさんあるので、
日本人はそういうことを忘れていないかな、と。
伝統とか、慣習とか、大事な事を忘れてるんでは、ないかなと思うことが
よくあるので、そういう日本人として、誇りみたいなものを、
アイデンティテイみたいなものもありますけれども、
そういうのをもってほしいなと思います。
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廣澤：だいたい、言い尽くされたような感は、ありますけれども。
やっぱりその、なんていうんですかね、
情報を得て、それから自分で判断する力というんですかね。
なかなか日本で、インターネットも発達して
いろいろ情報は入ってきますけれども、
本当にその中で、正しいこと、間違っていること、いろいろありますし、
それを現場に行ってみるだとか、人と話して知るとか、
いろいろその中で、自分なりの判断をして、自分で考えて、
自分は何ができるのかということを考えることが
１番大事かなという気がします。
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