NPO法人 宇宙船地球号 補足サイト
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「国際協力師シンポジウム@世界と恋するおしごと」
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その3. ピースウィンズジャパン 柴田さんの9分間トーク
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山本:じゃあ、ピースウィンズジャパンの柴田さん。
こっちで、しゃべります?
(パワーポイント)使い方わかる?
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柴田:わかります。
山本:はい。では、いいですか?柴田さん。
柴田:はい。お願いします。
山本:では、スリーツーワン、キュウ!
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柴田:はい。
特定非営利活動法人のピースウィンズジャパンの海外事業部の柴田と申します。
えっと私はですね、パワーポイントを使いながら、
写真などをお見せしながら説明をさせていただきたいと思います。
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えっとまず、ピースウィンズの活動なんですが、
えっと、1996年に設立したNPO法人でございます。
現在、国際スタッフが約40名おりまして、
現地の事務所に現地スタッフとして
約300人のスタッフがおりまして活動をしております。
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で、今ここにある地図にあるように、現在は7カ国で活動をしておりまして、
そのうちの6カ国で事務所を構えておりまして、
スタッフを派遣して事業を行っています。
今現在はですね、そのうち20名くらいが海外の常駐??で
駐在員というかたちで事業をしております。
で、残りが東京の本部のほうで、事業を行っています。
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ピースウィンズのモットーとしましては、
支援のプロを世界の現場へということをモットーにしておりまして、
質の高い、これから国際社会に通用するということをモットーにして、
支援を続けております。
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え、まずピースウィンズジャパンが得意とするというか、
メインの柱にしている活動内容は緊急人道支援と言われるものです。
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緊急人道支援というのは一体何かというと、
ここにあるように生命を確保できない状態、
生存を脅かされる状態に陥った人に対して行う緊急の支援となりますけど。
まあ、簡単に言うと自然災害、地震であるとか、津波によって
生活ができなくなってしまった人。
それから、内戦などで難民、避難民になってしまった人への支援
というものを主に行っております。
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ええと、これはアフガニスタンですけれども、シェルター呼んでいますが、
こういった簡易の住居、テントであるとか、避難所の運営、
それから配布?などを行っております。
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で、これも同じくアフガニスタンですが、こういった食料から水、
当面生活に必要な物資などの配給を行っております。
ええと、これも同じくアフガニスタンです。
これは、水の配給を行っているところです。
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それからこれは、スマトラの地震の時の写真ですけれども、これは生活物資ですね。
毛布であるとか、灯油、それからキッチンセットといった当面の生活に必要な物資、
それから灯油といったものの配給を行っています。
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では、簡単に、ちょっと…はりせんが飛んでこないうちに、ちょっと駆け足で、
現在事業を行っているところの国別に事業の内容をご説明させていただきます。
まず、一番最初1996年、
設立当初から活動を行っているのがイラクでございます。
イラクはですね、緊急支援の他に、学校、病院、水、
資源のインフラ整備などの建設、
それからモバイルクリニックといいまして簡単な巡回医療の事業を行っています。
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それから、モンゴルですね。
ええ、モンゴルは、ええと事務所のほうとしては終了しておりまして、
スタッフは駐在していないんですけれども、
ストリートチルドレン、貧困家庭のこども達のための施設をしていましたので、
その後のモニタリングなどの活動を今も続けています。
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それから、東トゥモールですね。
えっと、東トゥモールは1999年の緊急支援から
事業は開示をしたんですけれども、
ええと、ここはピースウィンズ?では例外的にですね、
開発支援、農業のコーヒー栽培というものを行っています。
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え、これは現地のほうでは、農民の…農協ですね、農協の組合とか、
そういったところを支援しているんですけれども、
そのとれたコーヒーを日本に輸入してきまして、
日本国内では、フェアトレード商品?として販売しております。
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ええと、それからアフガニスタン、2001年の緊急から、
現在は帰還民支援ということで水供給事業として、貯水槽であるとか、
そういった水供給のための施設の建設、それから農業助勢支援などを行っています。
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それから、アフリカになりますが、シエラレオネでは、
当初はですね、一番事業立ち上げの当時はシエラレオネの内線による
国内避難民の難民キャンプを応援していたんですけれども
現在はシエラレオネの事情が落ち着いたということで、
シエラレオネの人たちは既に帰還をしているんですけれども、
現在は逆に隣の国のリベリアから逃げてきた難民の
難民キャンプの運営の事業を行っています。
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ええと、シエラカオ??で難民キャンプの運営をしているんですけれども、
現在は隣のリベリアの国の事情のほうも安定始動してきまして、
ずいぶん人が帰還しております。
で、その人々が帰還した先での支援をしようということで
2004年からはですね、リベリアでも帰還民支援というものを実施しております。
で、リベリア側では、再定住のための支援ということで、
主に住居設備の配布ですね。
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こういった、右下にあるような(映像)簡単な住居ですね。
家材とか、機材それから、作るための道具、それから生活物資として、
まあ簡単なキッチンセットみたいなものの配布、
それから学校の修復事業などを行っています。
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それから、一番新しい事業ですがスーダンを今年の8月から開始をしております。
これも内線から逃れた人たちが帰還を始めておりますので、
その帰還促進、生活環境支援として、井戸の建設、
それから公共トイレの設置事業を行っております。
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はい、では、ちょっと駆け足で事業のほうを説明しましたが、
私のポジションですが、私は現在、
東京事務所の海外事業部で勤務をしておりますが、
東京事務所では現地事業のサポートというのが主な業務になります。
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ええ、またその内容は、出張によるサポートということで、
私自身も現地のほうへ出張して現地の様子を見たりだとか、
在外スタッフの業務のサポートをしたりということを
現地に行ってすることもあります。
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で、今年、私の例でいうと、今年の初めくらいにパキスタンの地震で、
パキスタン事業をやっておりましたので、それの事業のサポートということで、
約2ヶ月間現地に行っておりました。
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それから、ええと先月10月はですね、スーダンのほうが立ち上げで、
いろいろと手が足りないということで、
1ヶ月ほどスーダンのほうにも行っておりました。
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で、それ以外、主に東京では報告書の作成であるとか、
それから日本では助成金??をとったりもしていますので、
そのドナーとの対応ですね。
連絡をしたりとか、実際に会いに行って説明をしたりということをしております。
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で、あとは広報活動として情報発信を行うのが私の役目でありまして、
現地の情報を一番もっているのが東京の事務所の私になりますので、
ええと例えばこういった場所での講演だったり、
まあ学校…大学、高校、中学などで講演を依頼されることがあるので
そういったところへの情報発信。
それから、企業の方からご寄付を頂くこともあるので財務の報告、
それから説明、お願いといったようなこともあります。
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それから、主な情報発信の一つとしてホームページを使っておりますので、
そのホームページの情報、原稿を書いたりだとか、写真を整理したりだとか、
そういった広報活動を行っております。
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それから、ええと、東京事務所全体でいうと、
東京ではだいたい20名くらいスタッフがいるんですけれども…
あ、(時間)大丈夫でしょうか?
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山本:20秒
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柴田:(笑)ええと、じゃあ、
はりせんがとんでくる前にこのへんで終わりにさせていただきます。
何かご質問があれば、別途ということで終わりにしたいと思います。
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山本:じゃあ、会場暗いままなので(パワーポイント、映像を使ったので)、
次の方もアレなんで…じゃあ、質問3つまでいきますか?
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柴田:はい。
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山本:1個目がアフガニスタンでいっぱい…
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(ピピピピピピピピ)
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山本:あ。(タイマーを消す)
アフガニスタンでなんかいっぱいシェルターえっと、仮設住宅、テントが
ありましたけれども、あれ何個くらいですか?
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柴田:えっと、6000張り、6000個というんでしょうか?
テントを配布いたしました。
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山本:あれ配布したのは、当然日本人スタッフがやった訳がないので、
現地スタッフ、常勤を雇ったかと思いますが、
一時な雇用を何人くらい雇ったりしたんですか?
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柴田:ええと、今、正確な数字を私は把握していないですけれども…
山本:概数で結構です。
柴田:概数ですか…当時は5名くらいの国際スタッフと
現地スタッフがおそらく2、30人雇っていたのではないかと思います。
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山本:難民キャンプや避難民キャンプを作るとき、
最初のコーディネート業務と建築と応対、水と源泉?をどっからとってくるとか、
食事を配るときにビスケット??モニタリングですか、ちゃんと食べれるか??
量るとかいろんなことがありますが、
ピースウィンズジャパンは、その難民キャンプや避難民キャンプの上において、
得意とすることは、いろんな側面のあるうちのどの部分なんですか?
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柴田:ええと…。
山本:長くなる?
柴田:ええと、そうですね…どの部分というのは、どういう?
山本:建築とかも。
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柴田:え、あ。そうですね。はい。
建築もスタッフの中にエンジニアとかいますので。
井戸の建設であるとか。その水質の検査の専門家もいます。
そういったことも一例??です。
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山本:えっと、じゃあ、そんなところで。
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