トップページ 前ページに戻る
調査対象及び担当者
【調査対象】
企業 : 日本たばこ産業
商品 : 冷凍食品
【担当者】
【担当者】
(担当:水晶、39歳、女性、NPO法人勤務)
コメント
1. CSRレポート主観
外部有識者が、意見交換会という形ではあるが初めて報告書に登場した点は評価したい。
もっと社員や消費者、取引先等、ステイクホルダーとの対話が目に見えると良い。
ただし、統合されたテーブルマークはこの報告書の報告対象としてリストに明記されていない。(が、記事の一部には使われているため、詳細不明)
2. CSRレポート主観(前年)
こちらもテーブルマーク(旧加ト吉)は報告対象に入っていない。
重要事項として2007年12月、2008年1月にジェイティフーズが輸入販売する冷凍食品の一部で農薬混入による健康被害が発生しており、その説明および改善策をトップに記載している。
3. GRI対照表主観
特になし。
4. 第三者機関コメント主観
今年度は意見交換のみであったため、来年度に期待する。
5. 自社批判・苦言主観
特になし。
6. 自社批判・苦言改善主観
特になし。
7. CO2削減主観
今回、新たに2009年~2012年を期間とした「JTグループ環境行動計画」を策定している。
具体的にいくつかの数値目標が掲載されているが、CO2の削減目標は、対2007年度比で設定。
この理由と、目標数値の妥当性が分からない。
8. グローバルコンパクト主観
特になし。
9. ISO14001取得主観
着実に認証取得を進めていると感じ、評価できる。
10. ISO26000取得主観
特になし。
11. その他
上記7でも触れたが、2005年~2008年度までの計画期間終了にあたり、総評を載せている点は評価したい。
ただ、未達成の部分についての原因分析や、来期の目標にどう反映されていくのかが分からず、その点が非常に残念。
障がい者雇用率は2.58%と、法定を上回っている。
不祥事を経て、より外部の客観的評価などを反映させ、今後一層、透明性の高い経営がなされることを期待する。
なお、テーブルマーク独自で環境報告書を出しており、2005年以降を見ることができる。
http://www.tablemark.co.jp/corp/environment.html