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調査対象及び担当者

【調査対象】

企業 : 昭和電工

商品 : エチレン

【担当者】

(担当:かぐや、30歳、女性、会社員)

コメント

1. CSRレポート主観

・冊子(PDF)とWebの2媒体。すっきりとしていて、非常に読みやすい。
・紙媒体の冊子あり。取り寄せ可能。
・Webで意見や感想を、積極的に受け付けている。

2. CSRレポート主観(前年)

1997年初版発行。
2000年からのバックナンバーが、Webで閲覧可能。

3. GRI対照表主観

特になし。

4. 第三者機関コメント主観

監査会社による形式的なもの、かつ、今回意見や指摘はないため、評価は低い。

5. 自社批判・苦言主観

特になし。

6. 自社批判・苦言改善主観

一部で達成。また、達成に向けて、地道にコツコツと、真摯に取り組んでいる。非常に誠実。

7. CO2削減主観

特になし。

8. グローバルコンパクト主観

特になし。

9. ISO14001取得主観

特になし。

10. ISO26000取得主観

前向きな姿勢。

11. その他

以下に、昭和電工のCSR活動の一部を紹介する。
●リポートについて。
・わかりやすく、読みやすい、かつ魅せるリポート。
・適度で豊富な情報量。
・あちこちに垣間見える、自社に不利な情報も積極的に開示する姿勢。
・クレーム指数の推移を公開し、クレーム削減への取り組みを紹介。
・第三者意見における、非常に誠実な対応と、地道で真摯な努力、精神力、根性。
●教育関連。
・化学の出前授業。
・子ども化学実験ショーへのイベント参加。
・研究開発センターを毎年公開し、様々なイベントを実施。
●従業員への取り組み。
・ダイバーシティーへの取り組み。
国内大卒新卒採用については、採用数の1割を外国籍とすることを目標としている。
中国、韓国、タイ、と、国籍も広がりを見せている。
・障がい者雇用率は、2006年より継続して、法定雇用率1.8%を上回っている。
・アスベスト関連の報告。
●その他、社会貢献など。
・一般参加者とのCSRを読む会(ダイアログ)を開催。
・近隣住民を招いての工場見学。(国内外の事業所、関係会社で実施している。)
・リサイクル活動。
・ステークスホルダーからの意見と、意見に対する個別の対応を、リポートおよびHPで開示。
・レスポンシブルケア地域対話への参加。
日本レスポンス・ケア協議会は、国内15地区で2年に一回地域対話を開催。同社はこれに参加。
●足りない点。
従業員への取り組みの開示や、外部へ向けた社会貢献活動が、全体的に少ないように思う。