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調査対象及び担当者

【調査対象】

企業 : パナソニック

商品 : 冷蔵庫

【担当者】

(担当:水晶、39歳、女性、NPO法人勤務)

コメント

1. CSRレポート主観

今回はステイクホルダーごとの構成になっており、項目ごとに基本的な方針や取り組みへの考え方が記載され、企業の姿勢が明確になっている。
具体的な取り組み事例も多数書かれているが、年度の課題、重点目標が示されているとより良いと感じる。

2. CSRレポート主観(前年)

随所に「成果と課題」が見られるため、年次報告としては今年度のレポートよりも分かりやすい。

3. GRI対照表主観

特になし。

4. 第三者機関コメント主観

ナチュラル・ステップ日本代表の高見幸子氏のコメントもあったが、抜粋での一部掲載のみであった。
まとまった形での第三者意見を望む。

5. 自社批判・苦言主観

昨年度の第三者評価を担当したSAM社シニア・エクイティアナリスト、イヴァン・ガフーリ氏は「人材育成に関する次の課題は、企業の利益を左右するスキル強化戦略の投資対効果を積極的かつ恒常的に評価すること」とあるが、これは取り組みへの批判というよりコンサルティングに近く、批判ではないと判断した。

6. 自社批判・苦言改善主観

特になし。

7. CO2削減主観

2006年度比で12.8%、51万トン削減の内訳を「生産量減少で8万トン、削減施策により42万トン」と明示してあり、より具体的に情報開示されている。

8. グローバルコンパクト主観

特になし。

9. ISO14001取得主観

特になし。

10. ISO26000取得主観

特になし。

11. その他

「CSR調達」をすすめることにより、持続可能な社会に貢献する取引先への取引の集中化をはかっている点は素晴らしい。
今年度はこの取り組みに対するフィードバックとして初めて、取引先1社からの意見が載せてある。
今後も、双方のコミュニケーションがより見える形で取組みを進めてほしい。
総じて、報告書からは、外部とのコミュニケーションがあまり感じられないことが残念である。
省エネNO.1商品機種数の開発・販売がすすみ、233機種を市場に出したことは大きく評価したい。(2007年度は79機種)
障がい者雇用率2.05%。