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三菱レイヨン

評価 : ☆☆☆☆☆☆

CSR情報詳細

1. CSRレポート ☆

「CSR報告書2009」
http://www.mrc.co.jp/csr/report.html

2. CSRレポート(前年) ☆

「CSR報告書2008」
http://www.mrc.co.jp/csr/report.html

3. GRI対照表 星なし

昨年は取り入れられていたが、2009年はなし。

4. 第三者機関のコメント ☆

2009年は第三者意見はなし。
変わりに、昨年の第三者意見担当者である2名の対談が取り入れられている。
・神戸大学大学院経営学研究科教授、國部 克彦氏
・代表取締役専務執行役員、田尻 象運氏

5. 自社への批判・苦言 ☆

有識者との対談の中で
「本業と社会貢献活動はどこが違うのかを 明確にする」
「‘CSR報告書を読む会’を広い視野で CSRを考える機会にしてはどうか」
などの指摘あり。

6. 上記の悲観・苦言を翌年に改善 ☆

2008年の第三者意見での指摘は5つ。
そのうち、4つについて達成、または改善に向けて取り組んでいた。
三菱レイヨンの対応を、以下に紹介する。
・社員とダイアログなどによって、社員の声が外部にも届くような工夫をすること。
(対応として:従業員による、「CSR報告書を読む会」を開催。)
・ステイクホルダーの声を、積極的に反映させる努力も今後は必要。
CSR報告書を媒介として、様々な関係者とダイアログを実施すること。
(対応として:ウェブサイト内に、新たにCSRコンテンツを開設した。これを通じ、さまざまなステークホルダーとの、コミュニケーションを図っていく。)
・今後はCSR活動を本業と連携させて、どのように体系化するかが重要。
(対応として:次期コア事業として、「環境関連製品・技術」を据えている。今後は環境対応目標と、事業目標の連携を計り、事業活動を進めていく。また、地球環境をキーワードに、既存製品の拡大、新たな環境素材、先端材料の開発に取り組んでいく。)
・従業員対応を含む社会活動面では、定性的でも良いので活動の目標を立案し、PDCAのマネジメントサイクルを確立することが重要。
(対応として:「従業員へのCSR啓発活動」を重点課題とし、「CSR報告書を読む会」を開催。今後は新入社員、各職層別での開催など、CSR啓発活動の継続と拡大において、PDCAのマネジメントサイクルを意識した展開をしていく。)
・環境について、今後は超長期のビジョンを作ること。
(対応なし)

7. 1990年比でCO2削減6%以上 星なし

未達成。
CO2排出量について、非常に詳細なデータが記載されている。
http://www.mrc.co.jp/csr/env_safe07.html#link06
景気後退に伴う生産量の減少により、2008年のCO2排出量は減少しているが、上記のデータのうち、同社に一番有利な数値をもってしても、5.7%の削減であり、6%には若干届かず。

8. グローバルコンパクトに参加 星なし

なし

9. ISO14001の取得 ☆

同社各事業所、国内外のグループ会社で認証取得。
http://www.mrc.co.jp/csr/env_safe07.html#link01

10. ISO26000の取得 星なし

なし

【参考】

三菱レイヨンは、大手合成繊維・合成樹脂メーカー。
三菱グループに属する。

[ 調査担当者の主観コメント → こちら ]