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12:教育のプロへ
第6章 まずはスタディーツアーなどで現場へ
Y: 普通は、人間ね、いっぺん自分が経験しないとやる気にならないから、まずはときかく現場に行くことだね、現地に。途上国にそれこそ青年海外協力隊が駄目だったらNGOのスタディーツアーかなんかに行って、スタディーツアーをみて、そのNGOが気に入ったらそのNGOにただでもいいから、たとえばタイに半年でも行かせてもらうと、あー、こんなに大変なんだと。やはり教育が大事だと思ったところで、大学院に行くんだよ。
C: あー。
Y: 最初に大学院にいっても、モチベーションが足りないので、いやになることが多いから、自分が半年から2年間ね、途上国でひどい目にあってから自分はそうかー、専門がないとなんの役にも立たないんだってことを思い知ってから、大学院に行くほうがいいと思うよ、俺はね。
C: あーはい。
Y: えー、だから現場行くほうが先だと思うね。
C: わかりました。
Y: えーで、現場の情報は俺のホームページにメールマガジンとか、メーリングリストとかに書いてあるように、言ったよね、NGOだったら、NGO、NPOウォーカーとか、ジャニックっていうNGOのホームページがあるとか、国際協力NGOダイレクトリーという本を写すあと、この本を買うと、これがジャニックが出す国際協力NGOダイレクトリーっていう百貨辞典で、2800円くらいで売ってるので、それを買うとすべてのまあまあいいNGOがのってるので。
C: はい。
Y: 日本にね、NPOが8000で、NPO、NGOあわせて1万くらいあるんだけれども、半分が変な新興宗教団体とか、やくざの暴力団だから、まあまあ信用できるのはこれ。
C: うんうん(ながめている)
Y: に載ってるんだよね。これをみながら、これだったらただでも行っていいかなって、給料安いけれども、むしろただだけれども、これならいっていいかなっていう所を見つける。
C: うんうん(うなずく)
Y: これ、買ったほうがいいよ。
C: はい、わかりました。あと、イギリスの、セイブザチルドレンってあるじゃないですか?あれって具体的にはどういう組織なんですか?
Y: えーっと、基本的には、子供の教育と、人権をやってるはずだよ。
C: ふーん。
Y: 子供の権利ってはっきり言って教育を受ける権利だし、医療を受けるのも権利だし、何でもかんでも権利だから、あのー、権利っていっても、めちゃめちゃ広いんだけれども、間違いなく世界最大のNGOで、俺がいた国境なき医師団もそうなんだけれども,欧米のNGOって各国が独立してんのよ。セイブザチルドレンっていう組織はないんだ。セイブザチルドレンってUKっていうイギリスのセイブザチルドレン、セイブザチルドレンUSっていうアメリカのセイブザチルドレンそれが各国にあるんだ。全部独立した、全然関係ない組織なんんだよ。基本的に。
C: うんうん
Y: これが、セイブザチルドレンの正体だよ。基本的に。セイブザチルドレン日本もあるけど基本的に全然関係ない組織なんだよ、基本的に。
C: へー
Y: 一応ね、アライアンスっていって同盟っていうのかな?アライアンスっていうゆるーい年に一回の総会みたいなのがあって、ある程度、根本的な思想を合わせましょうっていうのをやってるけれども、基本的には予算も全然関係ないんだよ。予算も独立してるし、プロジェクトも独立してやってるので、全然関係ない別の組織なんだよね。だからセイブザチルドレンUKはセイブザチルドレンジャパンと全く関係ない基本的に。
C: うなずく
Y: ただ、とにかくやってる内容は子供の人権で、人権には教育も医療も、殴られることもジェンダーも、なんでもかんでも入ってくるから総合的に子供の面倒を見る組織。すばらしいよ。
C: はい目がきらきらする
Y: もし、英語力があるんだったら、セイブザチルドレンのジャパンじゃなくて、あのーUKかUSにいくのが、NGOだったら一番おすすめ。
C: なんか、ホームページ見つけて、読みたかったんですけど英語だったんで読めなくて。
Y: はー。セイブザチルドレンはね、国際NGOは実はあのジャイカ職員に負けないくらい給料がでて、50万くらい出るんだよ、実は。ただ、無理。多分日本人でそこまで英語喋れるやつめったにいない。国連職員よりも上の人くらいのレベルの人じゃないとえっとね、セイブザチルドレンに入れないよ。
C: うーん。
Y: 日本のNGOと違ってあのー海外、欧米のNGOはプロがやってるので、プロっていうのは50万の給料に値するだけの大学院修士か博士持ってる人が多いんだよ。
C: うーん。
Y: えーだから、日本人で欧米のNGOにいける人ってのはものすごい○○だと思うよ。国連職員ができるのが当たり前の人が行くんだよ。
C: あーはい。
Y: だから、やはりあのー、最初はね、あのー、あんまり考えないほうがいいと思うよ。ジャイカのほうがよっぽど敷居は低いよ。
C: はい(笑)
Y: それをいうんだったら。うん、そうだねー。あとはなんかあったっけ。メールマガジンはなんか入ってんの?
C: メールマガジンは一応えーっとジャイカのやつと・・・
Y: ジャイカってODAとジャイカのがあるよね?両方入ってるの?ジャイカだけ?
C: 両方入ってます。
Y: じゃあ俺のホームページからリンクして飛んでいって?
C: はい。
Y: おー俺もちょっとは役にたってんじゃん。
C: はい(笑)
Y: ほー。そっか。ほかには?
C: あとはー、結構登録したと思うんですけど、あんまりきてなかったから何を登録したか忘れてしまって。
Y: ふんふん。
C: いくつかして、いくつかまだしてないのがある。
Y: はーはー。
C: はい。
Y: スタディーツアーとかは、NGOとかが圧倒的に多いからNPO、NGOマガジンとか、NPO、NGOウォーカーとかのほうも入ったほうがいいと思うけどね。
C: なんか、スタディーツアー行きたいんですけど、なんかその時にかぎってちょうど仕事があるとか・・
Y: なるほど。
C: 2月の真ん中とか3月にあるじゃないですか。
Y: うんうん。
C: 仕事あるしなーと思って。
Y: なるほど。
C: それもちょっと行きたいけど行けないみたいな。
Y: なるほどね。ま、そうだよね。ま、あとは結構高いからね。東南アジアで15万、アフリカで25万から35万取るんだよね。
C: なんで高いんですか?
Y: あのいわゆるHISがやってるツアーじゃないから、参加人数が10人から20人だし、正規料金に近い値段でしか取れないから、あのー普通東南アジアは普通6万くらいでいけるんだけど、人数少ないし、大手のHISとかJCBとかじゃないのから、高くなるよね。
C: うんうん。
Y: それはしょうがないと思うよ。ただ行く金あるんだったら貯金していったほうがいいかっていうその辺の兼ね合いが難しいかな。
C: うん。
Y: ただ、一般論としては行ったほうがいいよ、絶対。
C: うんうん。
Y: あとなんか聞きたいのある?
C: あとは、特に今は、無いです。
Y: ない。うん、こんなもんだよね。うーんというわけで、青年海外協力隊と和歌山県の小学校だよね?
C: はい。
Y: 小学校に年に一回応募を続けるのと、協力隊に半年ごとに応募するのを続けて、受かったらとりあえず受かったほうに行くと。
C: はい。
Y: でー、落ちつづける場合は、とりあえず、英語鍛えながら、NGOのスタディーツアーの募集をメールマガジンで入手して、機会が合えば行くと。
C: はい。
Y: だよね。NGOにだんだん興味が出てくるようであればNGOダイレクトリー買って、
C: はい。
Y: えーその中で自分が行きたそうなのを見る。
C: はい。
Y: で、大学院は自分が行きたそうなのを見る。大学院はいずれにしても、協力隊にしても、小学校教員になるにしても2年以上先の、お金がたまらないとしょうがないので、2年たってから考えるってことだね。
C: うん。
Y: 金があれば海外にいったほうがいいし、なければ日本で通信教育。
C: うん。
Y: 通信教育でも全然問題ないけれども多分今んとこ一番ネックになりそうなのが・・・他はね、時間がかかればとれるよ。英語が多分時間かけても取れないかもしれないから・・・
C: はい。
Y: 早めになにかやりだしたほうがいと思うけどね。
C: そうですね、はい。
Y: 必ずね、最低二つやること。
C: はい。
Y: 英会話スクールとか英字新聞だけだとね、ぜったい嫌になってやめる。100%。
C: あー。
Y: 自分に強制的にやらせるためにね、友達と一緒にライバルでやってね、しかも英会話スクールと英字新聞ともう一個、もう一個はなんにしょうかな?例えばヒアリングマラソンっていってアルクっていう英会話っていうね英語の教材の会社があって、そこの会社の教材を何か買うとか、外人の彼氏は和歌山では作れないかもなぁ。
C: (笑)
Y: あとは、文通だね。あのーEメールで。あのー何らかの強制的に自分にやらせる仕組みを作らないと、大変だろうけど、25歳だとたぶんそれがないと身に付かないと思うね。強制的に自分に英語を身につけさせる環境をつくる。
C: はい。
Y: うん、そんなもんかな。
C: はい。
Y: っていうのがまとめです。以上です。
C: ありがとうございました。(ペコリ)
Y: なんかもうない?大丈夫?
C: はい、質問は、もう。
Y: あーそう。これで13人か・・・だいたいまとまってきた。じゃあ、止めます。
C: はい。
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