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12:教育のプロへ

第4章 現状で、何からはじめたらいいのか

Y: あなたさっき、3ヶ月とか、何ヶ月間か細切れだけれども正職員だっていって一年弱だっていったよね?これが非常に混乱しやすいんだよ(笑)

C: あーはいはい。

Y: すると、要するに、産休や病欠やなんらかの理由でどっかの先生が休みになったときに、そこに、その小学校なりに働ける枠があって働いてるわけですよね。

C: はい。

Y: これも、その三ヶ月しかそこにいないとしても、一応正職員として扱われてるの?知らないけど。

C: 一応仕事内容は一緒で。

Y: あーそう。でも、そこでずーっと雇われてるわけじゃないってことだよね。

C: はい。

Y: あーなるほど。

C: で、この間、ジャイカ兵庫で、国際協力系の説明会に行ったときに、ジャイカの人に聞いたら、講師も、正採の人も、仕事内容は一緒やから、講師でも、実務経験にはいるって言われて、じゃあ、そっかって思って。

Y: あー、なるほど。実務経験どんぐらいあったほうがいいとか。

C: やっぱり三年ぐらいあったほうがいいとか。2、3年あったほうがいいとは言われた。

Y: 結局途上国の、どこでもいいんですが例えばケニアとかから案件がきた場合に普通は実務経験が2年以上とか3年以上とか5年以上とか書いてあると思うんですね。ただ、要請する国によっては0でいい国もあるし、2年とか3年の場合もあるんですよね。それはわからないんだけれども、でもまあ、長いほうが応募できる案件が増えると思う。

C: 将来的に、あの、前は、ちょっと前までは、自分が現地にいって、現地の子供らに教えるっていうのをしたかったんですけど、でも、

Y: 先生のブログを読んでたりしたら、本当に必要なのは現地で人を育てるとか、そんなんなんかなぁとか思って。でもそれってどんな仕事になるんやろと思って。わからないですか?

Y: あーまーそうだね。エライ!俺の書いてる本とかブログとか読んだら、そっちのほうが重要だっていうし、未来に残すためには、自分が自己満足で現地の教師をやっても、一ヶ月でも一年でもやって帰ったら、いなくなっちゃうから意味無いんだってことに気が付くのがまず最初の第一歩なんだよね。そこに気づいたどころはエライと思いますが、具体的にはその、ユニセフでも、えー国連のユニセフでも政府のジャイカでも、まず、同じなんだけれども、現地職員ってのを雇うんだよ。基本的には。10人でも100人でも。えーで、現地職員を教育していって、えー、学校の先生にする場合もあれば、学校の先生の先生、トレーナーオブトレーナーズって言うんだけどね。えー先生の先生を作って、トレーナーズトレーナーの現地職員が各学校の先生をつくるっていうシステムを作るんだよ。先生の先生すら自分ではないんだよね。これが普通だよね。これはNGOでもジャイカでも基本的には変わらないよね。え、でー、あのー、よく最初に聞くんだけれども、4つあって、国際協力やりたい動機、ちょっとやりたい2回ぐらいの場合と、半年、数ヶ月ぐらいやりたい場合。2年やる。青年海外協力隊。一生やる、プロ。どれに一番近いんですか?

C: 一生やりたいです。

Y: この間のその、俺とその岩本悠さんのトークセッションを聞いてそう思っちゃったわけね、なるほど。

C: いや、そのあとも、ブログを読み続けて思った。

Y: えーじゃあ毎週読んでるの、一応。

C: はい、一応。

Y: 難しいとこあるよね、医療系じゃないとね。

C: はい。

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