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０９：将来は国際精神保健を
第２章 精神保健を広めたい。日本の専門医をとるべきか？
スコーネさん（以下Ｓ）： こう、精神疾患…。まぁ感染症だったりすると、まぁ関心ももう広いし、
山本（以下Ｙ）： ええ。
Ｓ： 色んな人が色んな角度からやってると思うんですけど、精神疾患って、まだあんまり注目度が…まぁ世界の中ではまだ低いと思うので、
Ｙ： はい。
Ｓ： そう思うとまぁ、NGOでたくさんやってるかっていうとそうでもないし、ODAで数値になるかっていうとそうでもないので、
Ｙ： はあ。
Ｓ： それももっとこうWHOがいわゆる…、いわゆるガイドラインがあったりとか、
Ｙ： はい。
Ｓ： こう事務活動的に、情報を発信してたりっていう所の方がまだ、まぁ仕事が多いっていうような分野なのかな、と思うので、
Ｙ： ええ。
Ｓ： まぁ最終的にはWHOとかの方が、仕事の量とか、まぁ自分がやりたいような内容が多そうかなって…まぁ想像なんですけど。ただ、臨床から随分かけ離れちゃいそうなので…、
Ｙ： はい。
Ｓ： まぁ何か…んーNGOみたいな所で１年やって、こう現地ではどんなことが起こっているのかっていうのを自分で見た上で、次のステップに進んでいくみたいな…。
Ｙ： はい。
Ｓ： 感じを考えているので…、まぁ実際加わってはいないので、まぁ想像の域は、まぁ出ないんですけども…。
Ｙ： はい。
Ｓ： あとはそれなりに臨床家として実力をつけて、その後まぁNGOとかでこういう…、こう草の根的にはこういう活動があるんだっていうのを見た上で、まぁ方針を決めていく…より影響力の強い所はどこかということを探していくと、うーん…NGOを踏んだ後、国際機関っていう…のが、やっていきやすいのかなぁとは思うんですけど…。
Ｙ： ええとまぁ、そうですね。ええと確か…私の作った補足サイト…宇宙船地球号の補足サイトっていうのを、ざっと目は、通してるんですよね？
Ｓ： はい。
Ｙ： であればもう、あのーもう基本的なことは存じて…知っていると思いますけども…。ええと、まずちょっと気になったのが、医者の場合最低でも５年間の臨床経験がないと、まぁ医者やってたって、それが例え…一番下のNGOの、国境なき医師団ですら雇ってくれないんですよ。
Ｓ： （はい。）
Ｙ： だから臨床経験があと、最低でも２、３年必要…ってことになりますよね。
Ｓ： あぁそうですね…。
Ｙ： でその後日本の…はっきり言うと、あの、専門医ですね。その類を採る人があるかっていうのがあってですね…。日本の専門医っていったからどうかっていう問題もあるのですが、えー…ま、そうですね。まぁあった方がいいような気がしますね。
Ｓ： うーん。まぁ、あの、指定医、指定医は職業…内容上、まぁこう、要は卒入院とったりとか、まぁ強制入院…精神科なので、させるわけなので、
Ｙ： はい。
Ｓ： 仕事の業務上必要なものとして、指定医は必要かな、という所で…。
Ｙ： はい。
Ｓ： で専門医はまだ始まったばっかりの制度なので、どれくらい実用的かまだちょっとわからないんですけどー、まぁやっておくべき項目がまぁ整理され始めている者で、
Ｙ： はい。それなりに基層的なことは網羅されているであろうことの、まぁ証として持っていると、何かまぁ、よその国に行った時にまぁ（履歴書などに）書きやすいから、人に伝えやすいし、まぁ日本に帰ってきてから何かするという時も、
Ｙ： はい。
Ｓ： まぁ戻りやすいかな、という意味で…、まぁ実質的どこまでそれが実力に反映されるかは別としても、まぁ人を説得させる時とかに便利かなぁとか思って、
Ｙ： うん。
Ｓ： でまぁ今後２，３年どの道、医者として臨床科医としてやんなきゃいけないし、
Ｙ： はい。
Ｓ： で、「免許」という形で専門医を取得しておけば、まぁそれは一石二鳥かなという意味で…。
Ｙ： はい。
Ｓ： …という感じで取っておこうかなと思って…。
Ｙ： 精神科の場合あと結局どのくらいかかるんですか？あの知らないんですけども。
Ｓ： ええと医者として、５年間でうち精神科３年間というのが年限としては絶対必要で、
Ｙ： はい。
Ｓ： で症例報告が何件か…、
Ｙ： こういうのがあったよっていう。
Ｓ： こういうのが何…っていうのがあって、でそれで出願して、で試験受ける…口頭諮問受けるっていう…。
Ｙ： まぁ大体同じですね。わかりました。
Ｙ： じゃあ最短５年半くらいで取れるということで。
Ｓ： まぁもうそうですね。ただまぁ症例経験できなければ、それはもう…、
Ｙ： もう埋めていくしかないと。
Ｓ： （うんうん。）
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