NPO法人 宇宙船地球号 補足サイト
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政府機関 ０３ 青年海外協力隊帰国後 女性
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その１２． お金のこと
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山本 わかりました。７月に３日間研修を受けて、えーで、静岡に当然帰るわけだよね？
壽 はい、帰りました。
山本 で帰ってくると９万円×２４ヶ月と、あと４００ドルのうちの余ったお金は・・・
壽 そうです。あまりませんでした、私は。
山本 なんで？
壽 やっぱりね、友達が本当に来てくれたんですよ、エジプトには。
山本 要するに、飯・・・。日本食堂はともかく・・・。
壽 ご飯じゃなくて、その観光地って外国人料金ですよね。外国人料金のお金をもらってるわけではないので、半ば自腹を切って・・・
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山本 それこそ、ルクソールの王家の谷とか行くわけだ？
壽 そう、行くんですよ。
山本 高いもんね、あそこ。めちゃめちゃ高かったもん、俺も行ったけど。
壽 はい。そういうのに付き合ったらもう・・・。半ば観光隊員みたいな感じに。
山本 そりゃだめだわなー、わかりました（笑）９万×２４ってことで２００万くらいってことで、その後どうしました？
壽 まだ大事に取ってあります。
山本 手付かず？
壽 はい。
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山本 あなた自宅にご両親ご健在？
壽 はい、そうです。
山本 うちに居れば、飯代を月５万、３万とか入れなくても怒られない？
壽 いや、３万入れてますよ。
山本 入れてます？
壽 はい。あとはちょこちょこっと単発のバイトをやったり、１ヶ月限定っていうのをやって、遊ぶ金はそこから出してるって感じ。まったく手付かずではないですけど、８割を残すようにしてます。
山本 じゃ、今は派遣とかバイト紹介会社に登録してて・・・
壽 はい、そうです。
山本 そっからもう紹介で？
壽 それは、もう単発で。
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山本 今日休みとか、代わりに行くとかそういうやつですね？
壽 そういう感じです。今、正職で長く働く職場を探しているので、臨時の感じでバイトを入れてます。
山本 うーん、リアリティーだね（笑）
壽 （笑）
山本 まーでも、みんなそんなもんだろうからね。普通だと思うよ、きわめて。
壽 一般短期とかも考えたんですけどね、協力隊を終わった後に、その経験を持って同じ国に行って、それは１０ヶ月ですね、平均。また活動するっていうのもあったんですけど。いや、それやったら多分私は、ヤクザ的な道からはずれられなくなると思って。これはちょっと日本復帰を早くしようと。
山本 あーヤクザ的っていうのは、その場しのぎの食いつなぎっていう感じですね？
壽 そうですね。
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山本 国際協力推進員もある意味そうかも知れないと。
壽 （笑）（うなずく）
山本 あー、ちょっとこれは語弊があるかも知れないけれども。怒られそうだけど、ＪＩＣＡに。
壽 そうですよ、頑張ってるからな、国際協力推進員の方も。
山本 友達がやってるからあんまり・・・
壽 私も一般短期も友達行ってるんで、ちょっと微妙なんですけど。
山本 なるほど。まー大筋で今後はどうしますか？もう聞いたか。普通の保育士、教育関係を日本でやる場合と、大学、大学院などに行って勉強する場合と、国際協力であれば国連とかＪＩＣＡ専門家とかＪＩＣＡ職員目指すとかあるんですけど。
壽 １番です、はい。
山本 当然、なるほど。全然それでいいんですけど、おれもそれ賛成なんですけど。あのー結局、協力隊２年間やって帰ってきて、要するに日本のどこかの教育機関、なんらかの企業等に就職すると。
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