「宇宙船地球号」の活動の一つとして、世界中での「お絵描きイベント」というものを、行っております。
世界中の人々に「あなたの一番大切なものはなんですか?」という質問をして、その絵を描いてもらう、というものです。
ほほえましい絵もありますが、考えさせられる内容のものもあります。
アフリカなどの途上国の人々が描いた「大切なものの絵」は、時として、その国にある社会問題を反映していることがあります。例えば、学校がなく、子どもが学校に行けない地域の人々が、「大切なものは学校」と書く。病院がなく、下痢などの病気で子どもが死んでしまう地域の人々が、「大切なものは病院」と書く。などです。
「大切なものの絵」を通して、その国の状況を紹介しよう、というのが、お絵描きイベントということになります。もちろん、明るい、楽しい内容の絵も、たくさんあります。一方で、暗く、悲しい内容の絵もあります。その両面を見て頂き、その国について、総合的に知って頂ければ幸いです。。 |